駅前にコンビニがない
駅前のビジネスホテルに泊まっていた神奈川県から来た友人が「コンビニってどこにあるんですか?」と、不思議そうに聞かれました。
「ありません」・・・「え!!!」
鶴岡の駅前は、都会の駅前の常識は通用しない。場所が変わると、常識が常識でなくなる。
常識には前提条件がある
駅前の前提条件「人が電車を利用するので、多く行き交う」がないのである。
常識には、その前の前提条件がないと成り立たない。
だから、鶴岡という地方に、都会の論理で駅前ビジネスを参入する所は苦戦する。
自分の実家が、鶴岡の駅前通りで食堂をしていたので、その辺りのギャップは小さい頃から感じていた。
駅前ビジネスが発揮していたのは、昭和50年頃までの「ちんちん電車」があった時までだ。
あの頃は、人は駅前を歩いていた。学生も多く、会社員も6時台、家路につく人で一杯だった。
駅前食堂の実家も、多くの人が出入りしていたものだ。
でも今は、人がまったく歩いていないのである。
そして、完全な車社会。
地元の人にとっては、駐車場が少ない「駅前コンビニ」は淘汰されるのである。
バランスの良い会社は潰れる
多くの会社、個人事業者も「バランスの良い会社」を目指す。
これは、自分の学んで実践しているTOC理論からは常識を崩されている。
バランスの良い会社は潰れるのである。
どうして?
そんな訳ないじゃないか?
TOCって何?
疑問を感じた人は、ちょっと私たちがやっている「たくらみ屋」をのぞいてみて下さい。